定年が無いフリーランスの現実について

フリーランスのメリットの一つに、定年が無い事が挙げられます。
企業勤めであれば企業が定めた年齢までしか働けないですが、フリーランスは需要がある限り何歳になっても働けます。

しかしフリーランスは個人事業主なので、企業が期待する仕事内容を提供出来ない場合、契約の打ち切りや更新停止という事態も発生します。
つまりフリーランスに定年が無いと言うのは年齢関係無く働けるという意味だけで無く、年齢関係無く能力がある人だけが仕事出来る事を意味しているのです。
現在のフリーランスは50歳以上の人が全体の38%を占める程、年齢を重ねた人も頑張っていますが、内訳を見るとそうした年齢の高い人はデザイン、翻訳の分野で働く人が大きな割合を占めます。
その一方で一文字の打ち間違えが致命的となるエンジニアのフリーランスは平均30歳と年齢が若く、35歳を過ぎると限界を感じる人が増える現実があります。
なぜなら40歳過ぎから来る老眼はエンジニアにとって死活問題なので、将来性に限界を感じる人が多くなるからです。

こうなった時に他分野は何も出来ないでは困ってしまうので、フリーランスは自分の専門分野の他にも出来る分野を常に考えておく事が大切です。
近年はクラウドソージングで他業種の仕事を気軽に請け負う事が出来るので、時間がある時に挑戦してみると良いでしょう。
また常にアンテナを張り、幅広い分野の情報を仕入れる事もフリーランスの武器になります。
フリーランスの実情に迫った(http://freelance-reality.com)も参考になるでしょう。